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【愛の不時着】兄のための歌のピアノ楽譜を紹介!初級中級上級の弾き方も解説!

ピアノ
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韓国のテレビドラマで、日本でも配信された「愛の不時着」は大きな話題を呼びましたね。

「愛の不時着」はパラグライダーに乗っていた韓国の財閥令嬢が、竜巻に舞い込まれて北朝鮮に不時着し、そこで出会った軍人と恋に落ちるという奇想天外なストーリー。

北朝鮮を舞台にするなんて、「監督さん、勇気あるなあ。」と思うんですけど、感動の名場面がたくさんあるんですよね。

そして物語だけでなく、人々の心を魅了したのは「愛の不時着」の挿入曲の数々です。

特に、「兄のための歌」は、自分もピアノで弾いてみたいという人達がたくさんおられます。

それで、今回は韓国ドラマ「愛の不時着」の挿入曲「兄のための歌」の初級、中級、上級の楽譜とその弾き方のポイントを紹介していきます。



愛の不時着「兄のための歌」について

acworksさんによる写真ACからの写真

「兄のための歌」は「愛の不時着」の挿入歌で、リ・ジョンヒョクが亡き兄を想い、スイス湖畔で作曲し、演奏していた曲です。

「愛の不時着」の中でも、とても美しく印象に残るシーンと曲です。

最初の6小節は、昔を懐かしむような優しい導入で始まり、その後、美しいメロディーが流れます。

3拍子の曲ですが、途中、思いが募り少し情熱的になって転調し、6/8拍子になるところがあります。

終わりはまた最初の導入部分と同じ雰囲気で、気持ちが遠くに向けられたまま終わります。

本当に素敵な曲ですね。



兄のための歌(「愛の不時着」より)のピアノ楽譜 初級

「兄のための歌」ピアノ楽譜 初級はこちら

兄のための歌 ピアノ楽譜 初級

弾き方のポイント

最初の小節には8部音符が6つ並んでいます。

このような時には、表の拍をしっかりと、裏の拍は軽く弾きましょう。

よく「タ」みたいな弾き方をする人がいますが、それでは全然雰囲気が出ないし、気持ちを込めて弾いているようには聞こえません。(汗)

左手も同じように8分音符で動いていますが、右手と軽く合わせないといけないので、難しい時は、左手は下の伸ばしの音だけでもいいです。

[B]から、右手は美しく歌いましょう。

左手は1拍目のベースの音はしっかりと、2拍目、3拍目は右手に合わせて、歌うように弾きましょう。

[D]と[E]の左手には3連符が出てきます。慌てずに、リズムを正確に弾きましょう。

転調して12/8拍子になったところは、左手がちょっと難しくなり、右手と合わせて弾くのが大変になるかも知れません。

そういう時は、左手の細かい動きはとりあえず無視して、コードが変わる時のベースの音だけを入れて弾いてみましょう。

兄のための歌(「愛の不時着」より)のピアノ楽譜 中級

「兄のための歌」ピアノ楽譜 中級はこちら

兄のための歌 ピアノ楽譜 中級

弾き方のポイント

出だしは、右手、左手とも8分音符が並んでいます。

しっかりと粒を揃えて弾きましょう。

また<(クレッシェンド)と>デクレッシェンドで真ん中を膨らまし、聴く人に期待を持たせましょう。

左手は3連符が続くところがありますが、リズムが流れないように落ち着いて弾きましょう。

また左手の伴奏も、右手のメロディーに合わせて強弱をつけると、表現が豊かになります。

特に難しいところはないので、まずは正確に弾けるように練習し、その後でテンポを揺らして表情をつけてみましょう。

「兄のための歌」のピアノ楽譜 上級編

「兄のための歌」ピアノ楽譜 上級はこちら

兄のための歌 ピアノ楽譜 上級

弾き方のポイント

最初、右手は単音のメロディーで、左手も単純なリズムです。

ですが、こういう簡単なところでこそ、その人の表現力が試されます。

一音一音、丁寧にしっかりと弾き、この曲の美しさを豊かに表現しましょう。

全体的に静かな曲ですが、[I]の部分は一つひとつの音を堂々と弾き、他の部分との変化が感じられるようにしましょう。

ペダルを踏んでいますが、ペダルに頼らないで、一拍をしっかりと伸ばし次に行きましょう。

また、スラーがどこで切れているかを確認して、作曲者の意図に沿った音楽を作りましょう。

もちろん、しっかりと弾けるようになったらテンポも揺らし、自由に表現して構いませんが、スラーの切れ目は守ってください



まとめ

今回は、韓国ドラマ「愛の不時着」の挿入曲「兄のための歌のピアノ」の初級、中級、上級の楽譜とその弾き方のポイントを紹介しました。

タワーレコードから「愛の不時着」オリジナルサウンドトラックが発売されていますので、原曲を聴いて、ご自分の表現の参考にされたらいいと思います。

愛の不時着 サウンドトラック

それでは、皆さん、「兄のための歌」、素敵に演奏なさってくださいね。

また、こちらでは、ピアノや歌についての無料相談、並びにオンラインレッスンも行っています。

もし、何かありましたらお気軽にお問い合わせください。

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