NHKの朝ドラ「おかえりモネ」見てますか?
いいですねえ、主人公の百音を演じる清原果耶さんが爽やかで、普通の女の子っぽくて。
そして主題歌になったBUMP OF CHICKENの「なないろ」がまた爽やかで、つい聴き入ってしまいます。
今回は、この「なないろ」をピアノで弾いてみたいという方に、「なないろ」のピアノ楽譜を初級中級上級と簡単な順に紹介していきます。弾き方の解説つきです!
「なないろ」のピアノ楽譜 初級
「なないろ」のピアノ楽譜初級について
「なないろ」のピアノ楽譜 初級はこちらで見つけることができました。
こちらの楽譜はオリジナルのキーとは違い、Fdur(ヘ長調)で書かれています。
オリジナルのAdurは♯が3つありますが、Fdurなら♯が1個なので、初心者の方には弾きやすいですね。
「なないろ」のピアノ楽譜初級の弾き方
右手はメロディー、左手はほとんど4分音符になっていますから弾きやすいと思います。
音符の下に歌詞もついているので、歌う通りに右手を弾いたらいいですね。
左手がだいたい弾けるようになったら、歌に合わせて左手だけを弾いてみましょう。
そうしたら随分雰囲気が出てくると思います。
左手部分は2音になっていますが、難しかったら下の音だけを弾いてみましょう。
「なないろ」のピアノ楽譜 中級
「なないろ」のピアノ楽譜中級について
「なないろ」のピアノ楽譜 中級はヤマハぷりんと楽譜から5月25日に発売されました。
その楽譜はこちらから見ることができます。
こちらのピアノ楽譜はオリジナルキーのAdur(イ長調)でできています。
しかしオリジナルが軽快なテンポなのに対して、この楽譜はスローバージョンで短いサイズ(約90秒)になっています。
それで、「なないろ」の美しいメロディーをピアノで楽しむことができます。
「なないろ」のピアノ楽譜中級の弾き方
この楽譜での弾き方のポイントは以下のようなところにあります。
これらを意識して弾くことで、この曲の美しさと感動を伝えることのできる演奏になることでしょう。
前奏はスラーを意識して歌うように弾く
前奏はずっと8分音符で書かれていますので、まずは正確に粒を揃えて弾く練習をしましょう。
それができたら、スラーを意識してフレーズに山を作って弾きます。
そうすることで、無機質な8分音符の連続が歌のように聞こえてくることでしょう。
フレーズの頭の音を大切に弾く
前奏が終わり、歌に入ったら弱起の曲になっています。
フレーズの最初の音が前の小節の一番最後にあるというパターンですね。
小節の最後にあるので、つい何気なく弾いてしまいそうになりますが、言葉の最初の音になりますので、意識して丁寧に弾くことが大切です。
実際には歌わなくても、心の中で歌いながら弾くと、美しいメロディーを奏でることができますよ。
フレーズの最後の音は優しく軽く弾く
歌を歌う時も、フレーズの最後の言葉を強く乱暴に歌うと、とても幼稚に聞こえますよね。
ピアノを弾く時も同じで、フレーズの最後の音は強くならないよう、指先に神経を集中させて優しく弾きましょう。
サビは明るく盛り上げながらも速くならないように
Cのサビの部分は、その前の小節からクレッシェンドして明るく盛り上げましょう。
しかし、盛り上げると、ついテンポが速くなりがちですから、冷静さを保って弾きましょう。
左手は8分音符を刻んでいますが、1拍目と3拍目の最初の音を強く弾いてください。
エンディングは落ち着いて
CとC’、2つのサビの後のエンディングは落ち着いて弾き、余韻を残しましょう。
やはりフレーズの最初の音は意識して弾き、歌うように弾きましょう。
終わりから2小節目と3小節目にあるタイの部分はリズムを正確に弾いてください。
左手も右手に合わせて強弱をつけましょう
この楽譜はメロディーがずっと右手部分にあり、左手はほとんどが8分音符の連続です。
でも、歌っている右手に合わせて強弱をつけましょう。
但し、やり過ぎたらだめです。
「なないろ」のピアノ楽譜 上級
「なないろ」のピアノ楽譜 上級は、探しましたが、今のところ出版はされていないようです。
「なないろ」は今、人気が高まってきているところですので、これから、いろいろなバージョンのピアノ楽譜が出てくるのではと思います。
新しい楽譜が出版されたら、またこちらで紹介しますね。
それから、NHK出版のこちらの楽譜にはボーカル&ピアノ(ピアノ弾き語り)、ピアノソロ(スローバージョン)、混声3部合唱の3つの楽譜が掲載されています。
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